一流の女性狂言師
和泉淳子&十世三宅藤九郎
“おもしろ狂言らいぶ”
―伝統の息吹とふれあう―
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日本最古の喜劇。さあ、みんなでおなかのそこから大笑い!!
600年前の室町口語は、現代日本語の基礎と言われています。
だから時代を超えて わかる!笑える!
プログラム
創作狂言 桃太郎
 
みんながよく知っている、あの「桃太郎」が狂言に!小学生にもわかるようにアレンジした和泉流宗家(和泉元彌書き下ろし)狂言です。
狂言 盆山

盆栽のかげにかくれたどろぼう。家の主人に見つかっているとは気付かずに、隠れているのは犬や猿やとからかわれ、最後には鯛だといわれ悪戦苦闘。さて結末はいかに!
① 狂言のおはなし
十世三宅藤九郎による、狂言のお話。(10分)
ペルー人作曲家ダニエル・アロミア・ロブレスが約百年前に作り、後に世界的ヒットした曲
② 創作狂言「桃太郎」
昔話「桃太郎」をアレンジした創作狂言。(15分)
③ 狂言「盆山」
室町時代の言葉、狂言独特の表現で、子どもたちにも分かりやすい動物たちの鳴き声など楽しく鑑賞できます。(15分)
④ 狂言ワークショップ
①狂言についての質問コーナー&クイズ
②狂言の姿勢、所作
③狂言の発声
④狂言をやってみよう!(20分)
和泉淳子 日本初女性狂言師
和泉流十九世宗家和泉元秀(重要無形文化財保持者)の長女として生まれる。狂言六百年の歴史上初の女性狂言師。3歳で初舞台。プロの登竜門である「三番叟」を15歳、「奈須與市語」を16歳で披く。平成元年、国立能楽堂において「史上初女性狂言師誕生記念公演」をなし、文部大臣より感謝状を受ける。以後毎年「和泉姉妹の会」を国立能楽堂にて開催している。外部出演としてNHK「ひるどき日本列島」レギュラーキャスター、大同生命テレビCM、消防庁ポスターのほか演劇、ラジオなどにも多数出演。人事院公務員研修所、外務省などで講演を行う。現在は一男一女の母。狂言を通しての幼児初等教育に力を注ぐ。
十世三宅藤九郎
和泉流十九世宗家の次女。2歳半で初舞台。大曲「奈須與市語」を12歳、「三番叟」を14歳で披く。15歳で祖父である人間国宝故・九世三宅藤九郎の指名を受け、三宅藤九郎の名称を継承。17歳で姉・和泉淳子の史上初女性狂言師誕生記念公演と同時に十世三宅藤九郎襲名披露公演を国立能楽堂でなす。文部大臣より感謝状を受ける。また近年は、文化庁委嘱事業「伝統文化子ども教室」ほか「三宅藤九郎の狂言出張授業」を展開し、小中学生のこころの教育にも精力的な活動を行っている。海外公演や国際シンポジウムでは自ら英語での狂言解説・ワークショップを行う。海外公演は12カ国30数都市に及ぶ。2012年にはノースダコタ州立大学芸術学部より招聘、客員アーティストとして英語による狂言の指導ならびに公演の実施・演出・監督を行う。
出演者
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