和泉元彌の
狂言らいぶ
600年の時代を超えて
わかる!笑える!!
狂言は世界最古の喜劇
狂言は世界最古の喜劇

今、私たちが演じているこの舞台を600年前の日本人が観ていたと想像するだけでワクワクします。
このドキドキ感を一人でも多くの方々に感じて頂けたらと思います。
概要はこちら
プログラム
(公演時間:1時間20分 休憩含む)

鬼瓦
久しく在京の大名が帰京するにあたって、因幡堂の薬師如来へ参詣する途中、鬼瓦を見て国元の妻を思い出します。
大名の人間味が表れ、ほのぼのと描かれた狂言の名作。二人で声を合わせて笑いとばす『笑い留め』の手法で、一曲を目出度く納めます。

仏師
仏像を求めて都に上がった田舎者に仏師と称してすっぱ(詐欺師)が近づき、前金をだまし取ります。
その後、なんとすっぱ自身が仏像になりすましますが…。

盆山
盆山を盗みに入り、隠れたつもりの盗っ人。 見破られているとも知らず、主人から犬か?猿か?と言われる度に物まねをし、散々からかわれます。
最後には鯛だと言われ、困り果てた盗人は…。
➀ 狂言のお話
➁ 鬼瓦 もしくは 仏師 (どちらかお選び下さい)
― 休憩 10分 ―
➂ 盆栽
④ 和泉元彌氏によるトーク&ワークショップ
プロフィール
和泉元彌(和泉流二十世宗家)
24歳で、先代19世宗家・故和泉元秀(重要無形文化財保持者)より、和泉流宗家のみに許される一子相伝の芸を継承。以後、映画出演をはじめ、司会者や俳優として活動の場は多岐にわたり、狂言の世界にとどまらず多くの分野からも注目される。
近年は、狂言が身近にある芸能になるよう、毎月の自主公演と共に、全国の自治体主催公演や学校公演を主軸に活動し、また伊勢神宮を初めとする、奉納狂言も精力的に行っている。
和泉淳子(日本初女性狂言師)

3歳で初舞台。平成元年、国立能楽堂において【史上初 女性狂言師誕生記念公演】を行い、初の女性狂言師として注目を集める。以後テレビキャスターやCMなどでも活躍し、女性狂言師協会を設立する。
また、1男1女の母であり、史上初の母親狂言師として子供たちへの狂言教育にも精力的に取り組み、全国での学校教育公演なども行っている。

十世・三宅藤九郎
3歳で初舞台、15歳で三宅藤九郎名跡継承。また、姉和泉淳子と共に女性狂言師としての活躍が認められ文部大臣より感謝状を授かる。
ロンドン・グローブ座において「狂言とシェイクスピア」について英語でワークショップを行うなど海外での狂言普及に尽力し、近年は狂言の伝承・普及とともに小・中学生の「こころの教育」に努める等、多方面で精力的な活動をしている。
能舞台

狂言を楽しんで頂くときに、能舞台の仕組みを知っていただくと興味がひと味違います。現在は簡易舞台の設置も可能なので、体育館のスペースを活用した公演も可能です。
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